顔面痙攣のコバシルによる高血圧治療と豊橋市の取組み

片側顔面痙攣は女性に多い疾患の一つであり、高血圧や高脂血症が原因となって生じることが多いと言われています。その原因は明確にはなっていないものの、脳神経の圧迫が関与して顔面痙攣が起きていると考えられています。高血圧や高脂血症に伴って動脈硬化が起こりやすいことから、これが脳において神経を圧迫する原因となっている可能性が示唆されており、顔面痙攣の患者には高血圧や高脂血症への積極的な薬物治療が実施されます。
高血圧治療においてはコバシルが有用な降圧剤として用いられます。高血圧と高脂血症を併発している患者では肥満が多く、糖尿病のリスクもあります。糖尿病では腎臓の機能に異常が生じることが多いため、腎臓への保護作用があるコバシルを用いておくことでその予防を期待することができるからです。コバシルは既に糖尿病となっている患者には第一選択薬となり、生活習慣病の治療においてはよく用いられる降圧剤となっています。
こういったコバシルによる治療が行われていく一方で、原因となっている生活習慣の改善を行うことが必要になります。生活習慣病についての認識があることがこういった治療を進めていく上で重要であり、国から市町村のレベルで教育活動が積極的に行われています。豊橋市では市のホームページに情報を掲載してい啓蒙活動を行っています。40歳以上の国民健康保険加入者に対して豊橋市では住民健診を実施し、その中に生活習慣病健診が含まれるようになっています。少しでも生活習慣病への意識を高めると共に、それによって自分の健康が気にかかったら健診を受ける道がきちんと準備されています。こういった豊橋市の取組みが全国で行われることにより生活習慣病への国民的な意識が高まっていくと期待されます。